生き物と情けない私
こんにちはmee88です。
私は毎日、健康のため、ダイエットのため、往復3キロ程の道を歩いて、
プールへ行き泳いでますが、
昨日、羽が半開きでうずくまってる鳩を見かけました。
その鳩は、一昨日にも、同じ場所で同じ状態でそこにいました。
歩いて通り過ぎた私は、不思議に思ったと同時に、
「怪我をしているのかもしれない」と思いました。
でも、足を止める事はせず、歩きながら、だとしたら何ができる?
を考えてました。
とりあえず、旦那に、「助ける事、できないかなぁ?」
と連絡してみましたが、想像通りの回答
「難しね、安易に触ったら、野生の生き物は、病気があるかもしれんからダメだよ」
という答え。
ネットで検索、何かできないか?
すると、傷ついた野鳥を発見したら、という県の連絡先を見つけ、
たぶん、意味ないな、と思いながらも、電話してみると、
担当の女性の方が、丁寧に応対してくれました。
ですが、こちらも想像通り、
「可哀想なんですが、希少な鳥の場合は、県で保護もしますが、鳩のような鳥の場合は、自然の摂理というか、可哀想ではあるのですが、仕方がなくて、何もできないんですね」
と、丁寧に話してくれた。
まあ、こちらも、だろうな、と思っていたので、しかし、丁寧な応対が気持ちを落ち着かせてくれた。
プールで泳ぎながらも、いろいろな事を考えていた。
もしかしたら、何か紐の様な物が巻き付いてるだけかもしれない。
それなら、外すことさえできれば・・・
そう考えたのは、以前、釣り中に、他の釣り人が、釣り糸をサギに引っ掛けてしまって
大変な事になっていたので、私がサギを押さえて、釣り糸を外した事があったから、
それで、もしかしたら、羽に何か絡んでるのかもしれない、と。
プールを出て、歩きながら、もしそうなら、一度家に帰って、軍手やハサミなんかを用意して、車でもう一度来るかな、とか考えながら歩いていくと、
さっきの場所に姿は無く、ぐるっと回って探してみても、何処にも見当たらなくて、
周りには何匹かの鳩が飛んでいました。
何でもなかったのか、ホッとしながらの帰り道、
今回の結果は良かった。
でも、私という人は、本当に中途半端だな、といつも思う。
釣りをしながら、釣れた瞬間は楽しくても、釣られて上がって来る時の魚の目を見ると、「私、どうなるの?」と言われているような気がして、
いつも、旦那にリリースを促す。
どうしても、釣った新鮮な魚を食べたい時は、見ないようにする。
絞めてくれる旦那に感謝。
私には絶対にできない。死んでれば捌けるんですけどね。
そんな自分に、何とも中途半端だわ~と自分でも思う。
子供達がまだ、子供だった頃は、釣れる魚が夕飯のおかずにしか見えてなかったのに、不思議。子育て中は、ハンターなのかもしれない。
熊本で、牛や馬の体に番号が書いてあるのを見た時も、たまらなく悲しい気持ちになった。
だからといって、お肉を食べないわけではない。
ここも、情けなくバカだな、と思う。自分に、
「なら、菜食主義者になってから言えよ」って思う。
今回の鳩も、頭の片隅で、「鶏は食べるんだろ?」って思う自分もいて、
何とも中途半端な自分に、ため息がでる。
食べ物として、食材を用意して下さる方達には、頭が下がります。
だからこそ、「いただきます。」なんですよね。
気持ちは複雑。
ひとまず今回は、なんでもなくて良かったです。